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体験談

「呈峰會館でのかけがえのない10年間」 岡崎明大寺支部 見習錬士 鈴木元喜 お母様  

 おかげさまで、息子が4才で呈峰會館に入門させていただいてから、今年で10年になります。 ここまで支えてくださった先生方や周りの方々に、本当に感謝しています。 10年目の今、親として実感していることがあります。 それは、入門当初から先生が子どもに繰り返し語って下さっていたことは、やっぱりどれも「本当だった」ということです!

鈴木元喜

 先生の口癖です→「痛い稽古はいやだもんなあ」・・・空手の先生と思えないような言葉ですが、本当に、しごかれたり厳しいゲキをとばされなくても、 いつしか子どもは身体の正しい使い方を習得し、基本の意味を知り、キック・パンチも強くなれるんですね。
 温かい雰囲気の道場だったから続けられたと思います。10年という時間をじっくりかけて、おかげさまで、息子は今、一級まで昇級させていただけました。

 これも先生の口癖です→「試合に勝つことよりも、健康でいることが目的」・・・全くフルコンタクト空手の先生と思えない言葉ですが、 真に使える自分のためになることを言ってくださる先生に子どもは信頼を寄せるようになり、 お稽古で一生懸命汗を流すことがかっこいいと自覚できるようになるんですね。
 見ばえや豪気ではなく、いかに相手を制圧までもっていってどう自分の身を守るかという次元で、 常に実戦を想定して飽きずにお稽古し続ける子になってきました。 呈峰會館の組討道はとっても奥が深くて、ずっとがんばれます。
 おかげで、息子は足腰が強く、中学のテニス部の練習で、自分より重い50数キロの同級生をおぶって走れる健康で頑丈な男の子になりました。

 もう1つ→「人と仲良くすること、親子で一緒にやることが大切だよ」・・・幼稚園の先生ではありません、空手の先生の言葉です。 決して、早く親離れ子離れして競争心・自立心のある男の子に育てないと恥ずかしいなんて、子どもをつき放さなくて大丈夫なんですね。 老若男女区別のない、できるできないで人間を区別しないお稽古体系、そして数々の行事に親子で参加させてもらうなかで、 本当に、組手をさせていただく相手への感謝や人の中での生き方を学ばせてもらっています。
 シャイな息子でも非力な私でも、なんだか安心して何か自分なりの役割を見つけたくなるような土壌が呈峰會館にはあり、 そこでの居心地のよさとか大切な周りの方に対する感じ方などが、親子で近い感情をもっているように思います。 なので、声変わりもして少々無口な我が子は学校のことは全然話してくれませんが、呈峰會館の行事の後などは、 見たこと感じたことを私にとりとめもなく話してくれます。まだ周りの人のようには動けなくても、 少しずつ内面の育ってきている我が子との会話はとても楽しくかけがえがなく、 親子の心の距離が近くいられる呈峰會館での10年がなかったら今の親子関係はなかっただろうと感じています。

 幼稚園・小学校・中学校では、クラス担任の先生との出会いと別れを重ねてきました。そんななかで、こうして毎週毎週、 10年間変わらぬ愛情と「本当の信念」で教え育て続けてくださる呈峰會館の先生方の存在が、 いかに得がたい存在であるか、改めて感謝の思いを深くしています。

 まだまだ子育ては続きます。息子が、いつか周りの先輩方のような社会人に、本当になれるのでしょうか。 また息子の日常のささいな反抗心に見さかいなく腹を立ててしまう未熟な私が、息子の成長をちゃんとサポートし続けられるのでしょうか・・・。
 これからも、親子で初心を忘れず、礼を忘れず、呈峰會館で教えていただいている「道」の精神に近づけるような生き方を、 先生や先輩・友だちに囲まれながら、いい汗をかきながら、楽しく見つけていけたらいいなと思います。 入門から10年を経て、自分と子どもが変わったことは、帯の色より濃くて深いものを追っているということです。

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