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組討道とは

組討道とは

本来日本には空手道のように打撃を基本とする闘技がありました。近世以前の合戦において、敵将を倒し組み伏せる闘技であり「組討」と呼ばれるものです。

戦う為の武器が無くなった場合において組討で戦いを継続しますが、その際必ずしも1対1とは限らず相手の人数が多い場合もあり、また自身が武器を持っていなくても相手は武器を持っている場合もあります。

そのような非対称条件での戦いも組討には含まれます。このような戦いの中では、所謂武芸と呼ばれる「芸」よりも、何としても生き延びる為の「護身術」が重要となってきます。 この護身術に武芸という「芸」の要素を混ぜると何時しか「冴」と呼ばれるものを重要視するようになってきます。 「冴」とは端的に言うと、他人から見て動きや立ち振る舞いがかっこいいかどうかと言うことです。

私はそのようなものはいらないと考えています。

組討というものの本質である「護身」ということに着目し、実際の防犯に役立つものを目的にしたいと思っています。 武器の条件も違い、人数も違う。そのような条件の中で相手を制圧する、或いは何とか生き延びる、その為の「護身術」を皆さんに体験して頂きたいと考えています。

そして、そのような場面に遭遇した際にも怪我無く回避する為の護身術や、相手との条件が異なる状態での駆け引きなどの精神力 (これは人生にも活かすことができると考えます)を身に付ける事。 及び人生の一時期を共有するのみの関係ではなく、お互いに長く助け合う関係を構築する事(=「道」)。 稽古の一部としてではなく、今までに無い競技種目として闘技法を確立し、稽古体系と日本本来の精神性を融合したものである。

以上の両者を合わせて「組討道」と定義しております。

ここで、「道」についてもう少し詳しく触れたいと思います。 私は、武道の「道」とは「人が歩んでいく道、生きて行く道」のことであり、言い換えれば「人生」そのものであると考えています。 森にはいろんな木々や草花や生き物がお互いに助け合いながら生活をしています。

もしその森の中で1本だけ立派な松や杉があったとしても、せっかく近くで咲いてくれた花を枝という傘で日光を遮ることで枯らしてしまったり、他を寄せ付けなくなったりするようであれば、その1本だけの立派な木の命も将来的に危うくなってくるものと思います。

大きく立派になれたならば、できるだけ遠くを見て、自身の近くから遠方までの全体のバランスを風という力を借りて肌で感じ、周りの皆が豊かさを感じるようにすることこそ大切だと考えています。

人の場合もこの木と森の関係が当てはまるものと思います。 人も多くの人々の中でしか生きてゆくことが出来ません。どんなに偉大な人でも1人で生きてゆく事はできないのです。

先ほど触れた立派な木とは、人の場合は特定の分野において長けた者ということができますが、その特定分野において長ずるだけでなく、多くの人々という森の中で、皆とのバランスを考えながら生きて行く事(目立つ事ではなく、ひっそりと生きる事)ができるようになる事が大切であり、呈峰會館においてはこれを「道」と定義しております。

呈峰會館で行う「組討道」とは

まず当會館で現在指導している突き蹴り(パンチやキック)の修行を行って頂きます。これは、突きや蹴り(パンチやキック)が下手ではどんな武器を手にしたとしても護身術には繋がらないと考えている為です。

なお、競技という所謂ゲームの中では審判が早目に介入する為、相手を制圧することはあまり関係ないと思いますが、当會館では突きや蹴りを基本とし、相手を投げ、最終的に相手を制圧するところまでを考えています。

稽古の一部としてではなく、今までに無い競技種目として闘技法を確立し、稽古体系と日本本来の精神性を融合したものである。

また突き蹴りを基本とし、現代にあわせて携行できる武器、及び人数等条件の違う場合もある闘技法を言う。以上をもって呈峰會館の闘技方法(=「武」)とします。

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呈峰會館事務局 電話番号 0564-54-3060
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